面白さを感じる農業における会員ビジネス

日々、農業における会員ビジネスを模索している。そして、ボランティア的活動が多く目に付くが中にはビジネスとしての面白さを感じる会員ビジネス(参考事例)もある。

その一つが群馬県にあるルンズ・アグリ倶楽部だ。

同倶楽部の貸農園(シェア農園)は、50㎡と25㎡の2つのプランがある。そして、50㎡のプランで月会費21,000円、25㎡のプランだと月会費10,500円となっている。いずれも入会時に入会金21,000円が別途掛かる。

「えっ!そんな金額で、しかも、群馬県の奥地で入会する人(借りる人)いるの?」

と多くの人が思うに違いないが、付加価値として温浴施設(天地の湯)と農家レストラン(大家族の食卓)を有し、会員制ならではのベネフィットを追求しているので単なる貸農園ではない。

さらにロッジ建設の計画も進め、宿泊型のシェア農園を目指している。いわば、農業を絡めたリゾート会員ビジネスといった方が適しているかもしれない。

それに管理付の貸農園なので、採れたての野菜を送ってくれたり、おまけにお米まで送ってくれるシステムになっているので会員のプライオリティも高そうだ。

母体となるルンズ・ファーム株式会社は、ぶどう畑を営んでいる。その代表者である吉盛文博さんは、元々、スポーツクラブ運営会社に勤務されていたようで会員ビジネスのノウハウも持っているようだ。なので、今後の展開がどうなるか? 尚更、面白さを感じるのである。


BUSINESS PRODUCER(ビジネスプロデューサー)は、一般社団法人日本ビジネスプロデューサー協会の登録商標です。

小売業大手が日本の農業にどんな変化をもたらすのか?

環境循環型農業を実践する株式会社セブンファーム(イトーヨーカ堂100%子会社)が順調に事業規模を拡大している。直近では、新潟にも地元農業生産者との共同出資で農業事業会社を設立している。

「期限切れの食材を堆肥化し、その堆肥で作られた農産物をイトーヨーカドーで販売する」地域性とリサイクルを重視した循環型ビジネスモデルだが、各地域の地元生産者とのコラボで事業を展開しているところが成功要因といえるだろう。今年度中に全国10ヶ所(耕作面積60ha)まで拡大するとのこと。

もちろん、イオングループも農業事業に参入している。イオンアグリ創造株式会社は、イオングループのPB(プライベートブランド)強化の一環として直営農場を広げ、農業の近代化にも取り組んでいる。

今後、小売業大手が日本の農業にどんな変化をもたらすのか?

僅かながらも農業を絡めたビジネスに関わっているので、「その変化をどう読むか?」が問われることになりそうだ。


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