競争に勝ってこそ成り立つ共創

ビジネスプロデューサーと名乗る人たちが増えている。そして、「ビジネスプロデューサーという言葉すら知りませんでした」という人たちもまだまだ居る。

知らなかった人たちも知れば知る程にビジネスプロデューサーへの期待感を抱くようになる。

よって、我々BPAのビジネスプロデューサー像をもっともっと打ち出す必要があるな、とつくづく感じるのである。

それにビジネスプロデューサーと名乗る人たちのレベルもまちまちなだけに変なイメージが付き出したら我々にとってもマイナスなことだ。能力のレベルならまだしも人間性のレベルは厄介だ。

我々BPAが描くビジネスプロデューサーは、センス良くかっこいい生き方をしていなければならない。もちろん、そこらのコンサルタントとは比べ物にならないくらいの能力を持っていることが前提だ。

そして、簡単にはなれないビジネスプロデューサー、簡単には真似のできないBPAにならねばならない。そうでないとメンバーの活躍の場を広げることもできないし、存在価値を引き上げていくこともできない。

これから、間違いなくビジネスプロデューサーの時代がやってくる。しかし、まだまだ本当のビジネスプロデューサーを知るものは少ない。

例えば、僕はよく「共創」という言葉を口にする。しかし、誤解している人たちが多い。共創は、「仲良く」という意味ではない。競争に勝ってこそ成り立つ共創なのだ。


BUSINESS PRODUCER(ビジネスプロデューサー)は、一般社団法人日本ビジネスプロデューサー協会の登録商標です。

ビジネスパートナーありき

今年のBPA LIVEの大テーマは、海外進出とM&Aだった。そして、シンガポール進出や海外ビジネスにおける知的財産権等に詳しい講師をお招きし2014年度がスタートした。

ところが、いつの間にやらその大テーマとは異なるテーマにシフトしてしまい当初の意気込みが消沈したような感がある。が、シフトしたとはいえ、どれも良い刺激になったし、ソリューション型のライブも実施できたので結果OKなのだ、と思う。

そして、次回のBPA LIVE Vol.31がベトナムにおけるビジネスがテーマとなり、やっと流れが戻りつつあるような気がする。

近頃、私の周りでもベトナム進出を検討し始めている中小企業の社長さんたちが多くなったような気がする。どうやら先行組のビジネスが上手く行き始めたようで「彼らに続け」といった流れのようだ。しかし、先行組は社長自ら現地で生活し、現地のスタッフを教育しているらしく、話を聞けば聞くほど躊躇う人も出てくるのが現実らしい。

ということで「任せられるスタッフがいるか?」と進出の前に人探しをし始めている人たちもいる。賄賂がまだまだ当たり前のようにあるベトナムで今人探しをしているようでは何年先のことになることやら、と思うのである。

やはり、小さな会社のベトナム進出であれば国内のビジネスを誰かに任せ社長自ら現地に乗り込むべき、と私ではなくベテランの海外進出コンサルも言っている。「一年くらいあっという間だし、一年あれば任せられる人材を育てることができる」と。

次回のBPA LIVEでは、そんな小さな会社の海外進出における苦労話だけでなく、現地企業とのパートナーシップの組み方まで聞けたら、と思う。ビジネスプロデューサーは、ビジネスパートナーありき、と考えるだろうから。


BPA LIVE Vol.31 Information


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ミニマリスト志向

禅に精通する人たちは、大抵がミニマリスト志向だ。今は亡きアップルの創業者(スティーブ・ジョブス氏)も禅の世界を知り、シンプルなデザインで世界中の人たちを魅了した。もちろん、技術力あってのデザインではあるが、どの製品を見ても禅の思想が漂っているように感じ取れる。

そして、禅といえば足を組む座禅がすぐさま浮かぶがリラックスした状態での瞑想法が米国では流行っているようだ。豪華な禅室を擁するホテル、そして禅インストラクターなる職業まで存在している。

日本人の感覚からすれば「?」かもしれないが日本の禅文化は形やスタイルを変え全米に広がっている。

なぜ、広まったのか?

仏教学者の鈴木大拙氏のご活躍があったのは言うまでもないが、「禅に学んだ人たちのセンスが素晴らしかったから」ではないだろうか。

つまり、元々ミニマリスト志向なのだ。

真の挑戦者は皆、一度は挫折し復活する。復活の際、要らぬものをすべて捨て去りシンプルなものに美を感じるようになる。美的センスとは、そういった人生経験によって磨かれていくものだ。少なくとも教えてもらって得られるものではない。

「生あるものは必ず滅び、形あるものは必ず壊れる」

それを身をもって知る人の視点や価値観は、魅力的な製品やサービスを創造するセンスを備えていると言えるだろう。また、それ程にシンプルにすることは簡単ではないということだ。


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