ビジネスプロデュースは 大変そうだけど 実にシンプルだ

僅かな資金で会社を設立し、ウェブサイトで事業を見える化し、ちょっとばかり実行してみた。すると、色々な人たちとのつながりができ、自信が持てるようになった。

そう考えながらも僅かな活動資金はアッという間に消え、日々資金不足に悩む結果となる。

若い起業家たちから相談を受ける度に、「俺の時は、どうだったかな」と振り返る。確かに資金不足に悩むこともあったが、稼げる仕事があっての資金不足だったのでどうにでも解決できた。次に「俺との違いは何だろう」と考えると「本当にゼロからのスタートなんだ」と思うのである。

ということで、資金調達を考える前に「何でもいいから自分の得意なことを活かして稼ぐことだ」と思うのだが、それすらできそうにない。何でだろう?

とはいえ、本当にゼロ(稼ぎ無し、自己資金無し) からのスタートで成功した人もいるのだから、本人にやる気がある以上「再就職したら」なんてことは言えない。

「僕だったら」という前提でアドヴァイスをするしかない。

 

ビジネスプロデュースを理屈で考えたことは無いが、整理すると「計画書作成 → 資金調達 → 計画実行」という流れが基本だろ、と思う。

自己資金がそれなりにあれば、資金調達という厄介な作業が要らなくなるが共に戦える仲間は要る。そして仲間を集めることは、資金調達に近い作業である、と思う。つまり、仲間集め=資金調達。というのも多々やれねばならぬことは、人に頼むことになるので、同じ頼むなら自分のビジョンに共感してくれた仲間に頼んだ方がいい。真の仲間(協力者)であれば、自分ができること(持っているもの)を現物出資のようにする、というケースもある。

自己資金が無い人は、どうもお金だけを出す人(投資家)を神様のように考えるが、本来、能力や時間を投資してくれる人たちも投資家なのだ。よって、会社の株を持つ権利を与えるなり、利益の分配方法をしっかりと考えて伝える必要がある。真の協力者のモチベーションが下がらないように・・・。

色々な人たちのつながりができてきた中で、人を見極める必要がある。いいね、凄いね、と評価ばかりをする人たちではなく、自分ができることを考えてくれる人(投資家)たち。そういった人たちに囲まれるようになると

計画書作成 → 資金調達(仲間で出資) → 計画を試験的に実行

という流れになり、仲間と共に第一歩を踏み出すことができる。
仲間が出資者となれば、初期段階の資金調達は解決できるだろうし、初めてのことは、色々なアプローチをした方が戦略と数値の関係性が見えてくる。ITを活用したビジネスであれば、尚のこと顧客獲得単価等が明らかになってくる。

そして、戦略と数値の関係性が見えてきたら、本当の挑戦段階に進めるだろう。

計画書の精緻化 → 資金調達(VCからの出資) → 計画を思い切って実行する

という毎度の流れでビジョン実現に向かうのである。
VC(ベンチャーキャピタル)が事業計画書だけで資金を出すことはない。社会的に注目される技術分野での特許権でもない限り。だから、仲間とできる初期段階で目標数値に対する根拠をしっかりと語れるようにしておく必要がある、と思う。

ビジネスプロデュースは、大変そうだけど、実にシンプルだ。
「計画書作成 → 資金調達 → 計画実行」を繰り返しながら前進するしかないのだから・・・。

 

彼は、真の仲間(協力者であり投資家)が誰であるのか気づけないでいるようだ。
「俺の時は、どうだったかな」と振り返る。気づけていたら、今とは違う人生を歩んでいたに違いない。


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